楽劇(オペラ)《白峯》 ―演奏会形式―
    
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    作曲家・出演者プロフィル

作曲家/丹波 明   指揮者/井ア正浩   セントラル愛知交響楽団    副指揮者/橘 直貴   演出/池山奈都子
舞台監督/大蔵聡子   衣装/幅上ちさと   音響/上野 慶   字幕操作/田中 彰    構成協力/木村俊光
オンド・マルトノ/原田 節市橋若菜   合唱指揮/中村貴志   白峯セントラル愛知合唱団

崇徳上皇/大野徹也   西行法師/大塚博章   白河法皇/加賀清孝    鳥羽上皇/中鉢 聰   待賢門院/伊藤 晴   美福門院/飯田みち代    藤原頼長/大久保光哉   藤原忠通/草刈伸明   侍従/滝沢 博   乳母T/城(杉浦)愛美   乳母U/本田美香    武士T/迎 肇聰   武士U/山本康寛
雅楽舞/田中松緑(名古屋のみ)   狂言/三宅近成(東京のみ)                 記者発表 練習風景等

   
    《白峯》に出演いただいた方々の公演のお知らせ
 
    7月18・20日
大塚 博章さん (バリトン) オペラ「魔 笛」ザラストロ役 ・東京文化会館大ホール
                                  両日14:00開演
    7月16・19日
加賀 清孝さん (バリトン) オペラ「魔 笛」弁者役 ・東京文化会館大ホール
                                  16日18:30開演 19日14:00開演
       7月7日
コンサート・イマジン  「七夕コンサート」 スロヴァキアフィルハーモニー管弦楽団
                                       19:00開演
 2015年6月18日
伊藤 晴さん・中鉢 聡さん   「歌の花束」オペラ名アリア集 ・浜離宮朝日ホール
                                       19:00開演
2014年10月23日
原田 節さん (オンド・マルトノ) 「孤独の発明」・音楽実験室【新世界】19:30開演
                 原田、谷川賢作(ピアノ)と中也、俊太郎を歌う   新世界       終了
     11月 2日
伊藤 晴さん  オペラ「ラ・ボエーム」・オーチャードホール15:00開演
                                藤原歌劇団デビュー ムゼッタ役        終了
     11月 9日
橘 直貴さん (指揮) 「ルスコアール管弦楽団第37回演奏会」・すみだトリフォニーホール
                                       14:00開演               終了
     11月16日
飯田みち代さん  オペラ「アイナダマール」日本初演・日生劇場14:00開演   アルゼンチン生
まれの作曲家ゴリホルのスパニッシュサウンド溢れるオペラ  マルガリータ・シルグ役      終了
     11月19日
福田輝久さん (尺八) 「邦楽聖会東京公演」・オペラシティリサイタルホール 19:00開演
                             丹波明の「音の干渉第9番」も演奏される      終了





1932年生まれ。東京藝術大学作曲科卒業後、60年フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に入学し、 オリヴィエ・メシアンに師事。作曲で一等賞、楽曲分析で二等賞等を受賞。64〜67年フランス国立放送研究所にて 「具体音楽」研究に従事。68年フランス国立科学研究所哲学科に入り、98年主任研究員に就任。70年以降、作曲、音楽学の二分野で活躍。CD収録の主な作品は、ピアノ協奏曲〈曼荼羅〉、チェロ協奏曲〈オリオン〉弦楽四重奏〈タタター〉等。音楽学の分野では71年『能音楽の構造』によりソルボンヌ大学より音楽博士号、日本翻訳家協会文化賞、 84年『日本音楽理論とその美学』により同大学よりフランス国家博士号を授与される。日本国内で出版された著書には『創意と創造』『序破急の美学』(音楽之友社)がある。  丹波明の経歴と作品リストはカルチエミュジコのホームページ 丹波明(経歴)、作品 《編成別》 《年代順》をご覧ください。 更に《音楽学術論文一覧》はAcademic Article Listで見ることができます。
(プロフィル写真Isabelle de Rouville)
「《白峯》に採用した「序破急書法」は、日本の14世紀以降、能楽のなかで試みられ、 少しずつ完成してひとつの音楽書法として実証されているものなのです。 雅楽の決定主義と能の非決定主義とを音楽史のなかですでに経験してきた我々日本人にとっては、 21世紀の新しい書法とすることも不可能ではないのです」(丹波明)。(「白峯あらすじ」 参照)

指揮者
井ア正浩
昭和35年(1960年)5月28日 福岡県福岡市生まれ。 音楽好きだった母の影響を受けて、5歳からヤマハ音楽教室で早期教育を受ける。 その後高校2年在学中までエレクトーン奏法(ポピュラー&ポップス)を学ぶが、この間に音楽家として必要な聴力や音感、 自由な発想の和声理論や鋭敏なリズム感覚などを自然と身につける。また中学以降サッカーに熱中し、 後に指揮者となるための体力や反射神経なども得る事となった。17歳からクラッシック音楽に転向、 21歳の時に声楽及び合唱指導法を学ぶためウィーンで勉強中に指揮者を志し、26歳からアマチュアオーケストラを指揮し始め、 35歳でプロ指揮者としてデビューする。現在は東京とソルノク市に居を構え、日本とハンガリーの両国を往復しながら演奏活動中である。 ’95年5月のブダペスト国際指揮者コンクールに優勝して一躍注目を浴びて以来、国内外にわたって目覚ましい活躍を行い、 今まさに注目を集めている指揮者。国内では’96年1月に東京シティ・フィルのニューイヤー・コンサートでデビュー以来、 同楽団を始め読売日響、日本フィル、新日本フィル、東フィル、神奈川フィル、群馬響、セントラル愛知響、九州響などに招かれ次々と客演指揮し、 「パワーとエネルギーを十分に保持し、しかも細かいところをかっちりと揃えた音楽作り」(「音楽芸術」誌)、 「明確な表現意図を持ってメリハリの効いた、凝縮力のある演奏」(音楽舞踏新聞)などの高い評価を受けている。
ひとこと
丹波明氏の楽劇を指揮させて頂くこと、大変な期待と興奮で心待ちにしております。指揮者としても、 また海外で音楽に携わる身としても邦人の作曲家の作品を演奏できること、とりわけ数少ないオペラを指揮させて頂けることは大きな喜びです。 またその題材が日本の平安時代の史実であり、そこに能に構造と西洋の音楽とが融合するという、私自身が大変に興味をもち実践を目指している… 異なる文化の邂逅がどんな新たな舞台芸術を作り出すかということに、大変に期待しながら参加したいと考えています。

セントラル愛知交響楽団
1983年ナゴヤシティ管弦楽団として発足。 1997年岩倉市の好意による練習場の無償借用や事業補助を機会に、セントラル愛知交響楽団と名称を変更。 1999年名古屋出身の松尾葉子を常任指揮者に迎え、能演出による歌劇「ドン・ジョヴァンニ」や文楽様式による 歌劇「カルメン」(異説・カルメン情話)など、バラエティーに富んだプログラムと斬新な企画が話題を呼ぶ。 2004年より音楽監督に小松長生が就任、古谷誠一を正指揮者、松尾葉子を首席客演指揮者として新たな活動を開始。 2007年7月、8月文化庁国際交流支援事業において中国内蒙古自治区で初の海外公演(小松長生指揮)を行い、好評を博した。 2009年4月より、一般社団法人として再出発、名誉指揮者に小松長生、常任指揮者に齊藤一郎を迎え、楽団の充実を図っている。 定期演奏会、コンチェルトシリーズ、「第九」演奏会等の自主公演の他、バレエ、オペラ、ミュージカル等の依頼公演にも数多く出演。 また、独自の構成によるプログラム、幅広いレパートリーを生かした学校公演にも積極的に取り組み、年間約100回の公演は、 いずれも好評をもって迎えられている。1995年「第10回パチンコ大衆文化賞」、1996年「平成7年度愛知県芸術文化選奨文化賞」、 2005年「平成16年度名古屋市芸術奨励賞」、2007年「第2回名古屋音楽ペンクラブ賞」受賞。

副指揮者
橘 直貴
札幌市出身。 1988年桐朋学園大学音楽学部にホルン専攻として入学。 1992年同大学卒業後、研究科に進み、1994年より1997年まで同大学の付属機関である指揮教室に在籍する。 この間、指揮を岡部守弘、紙谷一衛、黒岩英臣の各氏に、ホルンを安原正幸氏、チェンバロを鍋島元子氏(故人)に師事する。 また、大学在学中より、シエナ・ウィンドオーケストラに入団、1995年4月まで同団のホルン奏者を務める。 大学卒業後から現在に渡り、ウィーン国立音大助教授である湯浅勇治氏の指揮セミナーに参加、師事する。 1999、2001年 ウィーン・マスタークルゼ指揮マスターコースにてサルヴァドール・マス・コンデ氏に、2000、2003、2004、2006年 イタリアのムジカ・リヴァ夏期国際アカデミー指揮マスターコースにてイザーク・カラブチェフスキー氏に、 また2001年ドイツのシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン音楽祭指揮マスターコースにてヨルマ・パヌラ氏に師事する。 2001年第47回ブザンソン国際指揮者コンクール・ファイナリスト、ならびに会場内の聴衆による投票にて最優秀である聴衆賞受賞。 同年に、オーケストラ・レジオナル・ドゥ・カンヌと、2006年のサンクト・ペテルブルグ・フィルハーモニーと共演。 2007年、第2回バルトーク国際オペラ指揮者コンクールにて優勝。 これまでに、東京交響楽団、東京シティフィル、東京室内管弦楽団、札幌交響楽団、仙台フィル、広島交響楽団、関西フィル他に客演。 現在、各地のオーケストラ、合唱団やオペラの指揮者として活動している。


演出

池山奈都子
名古屋音楽大学声楽学部卒業。名古屋二期会、名古屋オペラ協会、名古屋市文化振興事業団などのオペラ・ミュージカル公演 において数多くの演出家の助手を務める。CBC国際音楽祭、ローマ歌劇場名古屋公演、津山国際音楽祭、マカオ国際音楽祭などにも 演出スタッフとして参加。また、広島・札幌・福岡・鹿児島などのオペラ公演にも演出スタッフとして関わり、活動は全国へと広がって いる。「オルフェオ」で演出家デビュー後は 「カルメン」「愛の妙薬」「ドン・ジョバンニ」「魔笛」「コシ・ファン・トウッテ」「フィガロの結婚」「道化師」「カヴァレリア・ ルスティカーナ」「こうもり」「香紀」「ラ・ボエーム」「椿姫」「マクベス」「リゴレット」「ナブッコ」「アイーダ」「フィデリオ」 「ヘンゼルとグレーテル」「ディドとエネアス」「バスティアーナとバスティアーノ」 「不思議の国のアリス」などのオペラの演出をはじめ、コンサート、リサイタル、合唱団の公演の演出もてがけている。

舞台監督  大蔵聡子

衣装  幅上ちさと

音響  上野 慶

字幕操作  田中 彰


構成協力
木村俊光
1944年札幌生まれ。
桐朋学園大学,ウィーン国立音楽大学を卒業。 1967年日本音楽コンクール声楽部門第1位。1968年渡欧。1969年ヴェルヴィエ国際声楽コンクール(ベルギー)およびフランシスコ・ヴィニャス国際音楽コンクール(スペイン)で優勝。 1970年からライン・ドイツ・オペラと契約し16年にわたり専属歌手として活躍。1985年同歌劇場より東洋人として初めての終身雇用の権利を得た。 国内外で数多くのオペラやコンサートに出演。新国立劇場では「建・TAKERU」「魔笛」「修禅寺物語」に出演した。 1974年芸術選奨文部大臣新人賞,1996年日本芸術院賞を受賞。2010年年紫綬褒章受章。 現在,新国立劇場オペラ研修所所長,桐朋学園大学教授,社団法人日本演奏連盟理事,公益財団法人東京二期会評議員。

オンド・マルトノ
原田 節
3歳よりヴァイオリンを、7歳よりピアノを始める。 慶応義塾大学経済学部卒業後、パリ大学を経てパリ国立高等音楽院オンド・マルトノ科を主席で卒業。ピアノを遠山慶子、オンド・マルトノをジャンヌ・ロリオ両氏に師事。   在学中よりオンド・マルトノ奏者として、また作曲家として積極的な音楽活動を開始する。 パリ留学(1978〜1982)を機に、ヨーロッパをはじめ世界各地でソロ・リサイタルや室内楽、またオーケストラのソリストとしての共演も数多く、今まで初演してきた新作も170を越える。   東京交響楽団、NHK交響楽団、フランクフルト放響、シドニー交響楽団、メルボルン交響楽団、東京都交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、バーミンガム市交響楽団、京都市交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団ソリストとして活躍。 共演指揮者も、秋山和慶、外山雄二、岩城宏之、エリアフ・インバル、小澤征爾、若杉弘、エサ=ペッカ・サロネン、ジャン・フルネ、マレク・ヤノフスキー、サイモン・ラトル、井上道義、大野和士、大友直人等の名を挙げることができる。 ‘92年3月には、名指揮者リッカルド・シャイーのもと名門アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団と演奏会及びレコーディング(メシアン『トゥランガリラ交響曲』)を果たし、93年度Diapaspn c'Cr受賞。   その他20世紀フォックス映画『ライジング・サン』、東京バレエ団公演『M』のレコーディング等、日本を代表するオンド・マルトノ奏者として、多方面において目覚しい活躍を続けている。 グローバル音楽奨励賞、出光音楽賞、飛騨古川音楽大賞奨励賞、横浜文化賞奨励賞受賞。
                            
楽器オンド・マルトノ 
                    


千葉県袖ヶ浦市出身。千葉大学教育学部卒業、同大学院修了。 フランス・パリ、スコラ・カントルム、オンド・マルトノ科演奏家課程を審査員特別賞付きの満場一致で修了。 オンド・マルトノをジャンヌ・ロリオ、原田 節の各氏に師事。ロリオ女史最期の弟子。 2000年、ロリオ女史の推薦でマーク・フィッツジェラルド指揮、メシアン『トゥランガリラ交響曲』のソリストとして英国に招待される。以後、サントゥスタッシュ教会、サンメリ教会などでの演奏、フランス各地のフェスティバルなどで好評を得る。 2002年より日本での活動を開始。 サロンコンサートから各種イベント、ライブハウス、学校教育機関の招待演奏、ラジオ、TV出演など様々な分野で活躍。 国内外の音楽コンテストで最優秀賞、審査員特別賞等受賞。 新作の初演、録音などクラシックからジャズ、ポピュラー、そしてオリジナルまで、ジャンルを超えた幅広い音楽観でオンド・マルトノの魅力を広め続けている。
ひとこと
このたびの公演に関われることは本当に嬉しく心から光栄に思っております。 オンド・マルトノは作品全体を通して音楽的に非常に重要な役割を担っております。 幽玄的な美しさ、オンド・マルトノ2台ならではの妖しく響きあう音世界を可能な限り描き出したいです。 ちなみに・・・原田節さんは私の恩師であり世界最高峰のオンド・マルトノ奏者です。憧れの丹波明さんの作品にて共演できることは、この上ない喜びです! http://www.ondes-martenot.com/

合唱指揮
中村貴志
今までにセントラル愛知交響楽団、愛知室内オーケストラ、中部フィルハーモニー交 響楽団、奈良フィルハーモニー管弦楽団、京都フィルハーモニー室内合奏団、ベー トーヴェン・オーケストラ・ボン(ドイツ)、シンフォニエッタ・ベオグラード(セ ルビア)をはじめとするプロ・オーケストラを指揮。また、故若杉弘、井上道義、手 塚幸紀、松尾葉子、円光寺雅彦、大友直人、堀俊輔、畑儀文、現田茂夫、牧村邦彦、 小松長生、寺岡清高、齊藤一郎、園田隆一郎の各氏の下、セントラル愛知交響楽団、 大阪交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、京都市交響楽団、名古屋フィル ハーモニー交響楽団、京都フィルハーモニー室内合奏団、関西二期会他多数で合唱指 揮を担当。その手腕は高く評価されている。 海外においては、2004年と2008年にドイツで、2009年にスイスで、2010年と2011年に は在セルビア共和国日本国大使館の招聘によりセルビアで指揮活動を展開、いずれも 好評を博した。 演奏活動のかたわら、演奏活動のかたわら、作編曲家「なかむらたかし」としても活 躍。作曲を担当したFM AICHIのラジオ・ミュージカル『本能寺が燃える』が ギャラク シー賞第48回(2010年度)ラジオ部門奨励賞を、全国FM放送協議会が主催するJF N賞の2011年企画部門大賞を受賞。編曲は多岐に渡り、南こうせつや安藤裕子、藤澤 ノリマサ、福原美穂などJ−POPのオーケストラ編曲も手掛けた。 中村貴志ブログ「音楽の日々」http://black.ap.teacup.com/nakataka/



75代の天皇(1119−1164、名は顕仁(あきひと))。 はじめ樵の姿で、次に崇徳天皇の亡霊の姿で、第二幕では天皇の姿で、第三幕では再び崇徳の亡霊として現れる。
5歳にて天皇の位に就き26歳のとき天皇の位より下ろされる。実子、重仁(しげひと)親王の皇位相続を 鳥羽院方に阻止され上皇継承権も失う。崇徳側は保元の乱を起こすが敗戦、崇徳は讃岐に流され45歳で孤独、 怨みの中に死去。陵は四国香川坂出市の白峰にある。この楽劇の題名はこの場所の名によっている。 (台本より) (山は白峰山、寺は白峯寺、陵は白峯御陵、と表記されている)
大乗経を血書する意味を考えたい。それは経典を写しながら、その意味するところは経典の最もあるまじき最悪の道を選択する、 ということである。このような日本人が850年前、この地に生きたということであろう。
大野徹也(テノール)
福岡県出身。東京藝術大学卒業。同大学院修了。1981年、第16回民音コンクール第2位入賞。 1977年二期会研究生時代に『魔笛』の武士で、オペラ・デビューを飾る。1981年『カーチャ・カバノヴァ』ボリス、 1983年には、日本初演『ジークフリート』題名役を歌い大成功をおさめる。1984年『椿姫』アルフレード、 1985年『魔笛』タミーノで出演。1986年秋には『ワルキューレ』のジークムント、また『神々の黄昏』(演奏会形式)ジークフリート、 1988年2月には『タンホイザー』題名役を故リチャード・ヴァーサルとのダブル・キャストで歌い絶賛を博し、 ヘルデンテナーとしての地位を不動のものにした。同年3月サン=サーンス『サムソンとデリラ』サムソン、 10月二期会公演『カルメン』ドン・ホセとフランス物へレパートリーの幅を広げる。1991年からはオペレッタにも進出し、 カールマン『チャルダ−シュの女王』、レハ−ル『微笑みの国』等、その魅力を遺憾なく発揮してファン層を広げている。 近年、2000年2月二期会公演『魔笛』、3月新国立劇場・二期会共催公演『沈黙』ロドリゴ、 2001年2月二期会オペラ創立50年記念第一弾『こうもり』アイゼンシュタイン、2001年11月公演『ホフマン物語』に主演。 これらは聴衆を魅了した。2003年2月新国立劇場『アラベッラ』に出演。他に『トロヴァトーレ』マンリーコ、『蝶々夫人』ピンカートン、 『カバレリア・ルスティカーナ』トゥリッドゥ等があり、常に第一線で二期会オペラを牽引するテナーとして活躍を続けている。 2007年11月、東京二期会『天国と地獄』オルフェウスで好評を博し、2008年2月『ワルキューレ』ジークムントに出演、 衰えを知らない確かな演唱でファンを魅了し絶賛を浴びた。2012年7月、東京二期会『パリアッチ』カニオで絶賛を浴び、 11月にはライマンの最新作『メデア』クレオンに出演する。一方コンサート活動も好評で、ヴェルディ「レクイエム」、 シェーンベルク「グレの歌」、マーラー「大地の歌」等多数出演している。東京学芸大学教授。二期会会員

(1118−1190)この時代を生きた最高の知識人、歌人。 保延6(1140)年10月23歳で出家。73歳、葛城山中の弘川寺で没する。 待権門院を深く愛慕。鳥羽院の寵愛をうける。辻邦生「西行花伝」によると、西行は鳥羽御殿の庭で鳥羽院の崩御に接した。 鳥羽院の冥福を祈り安楽寿院の塔の前に蹲ったままだった、とある。
京都創文社・「京都歴史散策マップ」ー鳥羽離宮跡を訪ねて、によると 葬儀に立ち会い次の歌を詠んだとある
「こよひこそ思い知らるれ浅からぬ君に契のある身なりけり」。もちろん崇徳院の信頼も厚かった。
大塚博章(バリトン)
北海道出身。玉川大学芸術学科音楽専攻卒業。
二期会オペラ研修所プロフェッショナルコース修了。 第5回日本クラシック音楽コンクール最高位。第42回日伊声楽コンコルソ第3位。 平成18年文化庁派遣芸術家在外研修員としてドイツ・ミュンヘンに留学。 オペラでは、『魔笛』ザラストロ、『フィガロの結婚』フィガロ、『ナブッコ』ザッカリーア、『トゥーランドット』ティムール、『こうもり』フランク、『カルメン』エスカミーリオ、『ラ・ボエーム』コッリーネ、若杉弘指揮/東京室内歌劇場『ヴェニスに死す』、『美しき水車小屋の娘』『セビリアの理髪師』、びわ湖ホールプロデュース『エルナーニ』ヤーゴ、『シチリアの夕べの祈り』プローチダ、『十字軍のロンバルディア人』ピッロ等で出演。特にプローチダでは新聞各紙より高い評価を受けた。 最近では、05年3月二期会実相寺昭雄演出『魔笛』に出演。6月同『椿姫』ドゥフォール男爵、7月『ジャンニ・スキッキ』シーモーネに出演いずれも好評を博した。06年にも二期会『皇帝ティトの慈悲』に出演。08年は新国立劇場『サロメ』、同『夜明け(黒船)』、同『ペレアスとメリザンド』とさらに活躍の場を広げている。 またコンサート形式のオペラにも、08年7月神奈川フィルハーモニー管弦楽団『トゥーランドット』ティムール、8月アシュケナージ指揮、EUユースオーケストラ『不死身のカシチェイ』嵐の神、9月新日本フィルハーモニー交響楽団『ばらの騎士』公証人、警部役と立て続けに出演し好評を博している。 09年2月東京室内歌劇場公演で『ル・グラン・マカーブル』(日本初演)でのアストラダモルス役への意欲的な取り組みが高く評価されたのは記憶に新しく13年東京二期会『ホフマン物語』クレスペルにて新たな魅力を見出した。その他コンサートではベートーヴェン「荘厳ミサ曲」「第九」、モーツァルト「レクイエム」や「メサイア」、ハイドン「天地創造」等でソリストを務めている。 二期会会員。ホームページはhttp://otsuka-hiroaki.kreis-co.info

(1053−1129、名は貞仁)72代の天皇。1086年、実子堀河天皇に位を譲り法体となるが 堀河28歳で死去した為、その第一皇子、鳥羽天皇を4歳で位に就け政治を補佐したのが院政の始まりとなる。養女、待賢門院璋子(たいけんもんいん たまこ)を鳥羽天皇の中宮 (第一夫人)となし、その第一皇子、崇徳を皇位に就けるため鳥羽天皇(20歳)を位より下ろす。 崇徳は白河院66歳の時、璋子との間に出来た皇子との説があり、この楽劇ではこの説に拠った。 (台本より)
加賀清孝(バリトン)
北海道滝川出身。
桐朋学園大学音楽学部卒。東京芸術大学大学院独唱科修了。文化庁オペラ研修所修了。 81年から1年間イタリア・ボローニャ音楽院留学。98年文化庁在外特別派遣としてオーストリア・ザルツブルグにて短期研修。 オペラでは86年「フィガロの結婚」伯爵で二期会デビュー。他に「ヘンゼルとグレーテル」、「魔笛」等。「メリー・ウィドー」ダニロでオペレッタデビュー。「チャールダッシュの女王」等、多数の舞台に出演。京王オペレッタフェスタ公演への出演は連続15年を越える。藤原歌劇団(客演)「イル・カンピエッロ」、新国立劇場「ヘンゼルとグレーテル」、さいたま芸術劇場「フィデリオ」、二期会50周年「薔薇の騎士」ファニナル伯爵、二期会「メリー・ウィドー」、二期会「コジ・ファン・トゥッテ(宮本亜門演出、06年文化庁芸術大賞受賞)」アルフォンゾで出演。「魔笛(佐渡裕指揮)」弁者、びわ湖ホール・神奈川県民ホール「薔薇の騎士(沼尻竜典指揮)」、二期会「ナクソス島のアリアドネ」、日生劇場「マクロプロス家の事」コレナティー弁護士役で夥しいチェコ語の法律用語を歌い切った。二期会「メリー・ウィドー」、「タンホイザー(沼尻竜典指揮)」、「椿姫(沼尻竜典指揮)」等、なお現役オペラ歌手として活躍中。 コンサートでは「カルミナ・ブラーナ」「メサイア」、フォーレ、ブラームス「レクイエム」などの宗教曲のバリトン・ソロなど。またベリオ「シンフォニア(日フィル、日フィル)」、シェーンベルク「モーセとアロン(東京交響楽団)」、サントリー現代音楽祭のリゲティ「アヴァンチュール」、ウェーベルン「カンタータ」など、現代作品も難なくこなし、広い音域と柔らかく豊かで破綻のない声を駆使し、歌い続けている。 演奏活動の傍ら独学で作曲もし、音楽教科書に「きょうりゅうとチャチャチャ」「夏の日の贈りもの」「友よ北の空へ」等多数の曲を書いている。03年オリジナルのコメディー・オペレッタ「優しき修道院」を作曲。日本各地で40回を越える公演を続けている。06年2月吉祥寺シアターに於いて東京凱旋公演10回。同時に楽譜、DVD発売。 現在、ミュージカル「シレニア(ジュゴン)の歌」、オペレッタ「私の大切なもの」、ファミリー音楽劇「つ・も・り」、コミック防災音楽劇『御近所絆物語』がある。14年3月には新作音楽劇「そしてボン・ヴォヤージュ」を発表予定。 97年CD「アンコマぱん」、07年自作歌曲のCD「みそさざいの歌」リリース。86年から4年間、NHK教育テレビ「歌ってゴー」レギュラー。 2013年4月、新しく声楽団体『歌工房ボン・ヴォヤージュ』を立ち上げ、日本語による大衆へ向けた新作の音楽劇を発信する事を始めた。 Youtubeにて発信中。ホームページは http://utabonbon.com

(1103−1156、名は宗仁)74代の天皇。父、堀河天皇の早世により4歳で天皇の位に就く。 16歳で待賢門院璋子(たいけんもんいん たまこ)(18歳)と結婚。崇徳、後白河天皇の父。第二夫人、美福門院得子(びふくもんいん なりこ)との間に出来た近衛院体仁(なりひと)を愛し、崇徳を 廃位し2歳の近衛天皇をたて、保元の乱の原因を作る。音楽に優れ笛の名手であった。 (台本より)
辻邦生「西行花伝」によると、鳥羽院がご存命であられた間は その権力はすべてを超えていた、とある。
私がこの地を訪ねた時、御所から遠く離れた京都の南端、広大な鳥羽離宮で上皇として大変な権力を行使した、 との印象をもった。上皇は安楽寿院に眠る。
中鉢聡(テノール)
東京芸術大学卒業。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部第11期修了。 1992年ロッシーニ国際オペラコンコルソ入選。平成5年度文化庁芸術家国内研修員。 東京文化会館推薦音楽会オーディション合格。オペラ歌手育成部在学中の1990年、秋田県制作の郷土オペラ「ねぶり流し物語」でデビュー、続いてモーツァルト「バステイアンとバステイエンヌ」に出演し、修了公演では「オリー伯爵」のタイトルロールを歌った。 その後プーランク「カルメル会修道女の対話」等に出演し1995年「椿姫」のガストンで藤原歌劇団にデビューを飾る。1996年「東洋のイタリア女」(日本初演)のシーシンで好評を博す。 その後イタリアに渡り、ミラノでボッケリーニ「スタバト・マーテル」などのコンサートに出演。 1997年は藤原歌劇団文化庁青少年芸術劇場公演「愛の妙薬」のネモリーノを歌う。 帰国後2003年10月の「ロメオとジュリエット」のロメオ役に抜擢され大成功をおさめた。 新国立劇場には開場記念公演「建・TAKERU」の両面少名でデビュー以来、「椿姫」、「こうもり」(アルフレート)、「マノン・レスコー」(エドモンド)、「セビリアの理髪師」(フィオッレッロ)、「ドン・キショット」(ジュアン)、小劇場オペラシリーズ「幸せな間違い」(ベルトランド)、「花言葉」「魔笛」の武士、「イル・トロヴァトーレ」(ルイス)、「ドン・カルロ」(レルマ伯爵)、「ウェルテル」(シュミット)など数多くの出演を果たしている。2002年オペラ鑑賞教室「トスカ」のカヴァラドッシ役で絶賛を博し、翌年も同公演に出演。以後も「アラベッラ」(マッテオ)、「オテッロ」(ロドリーゴ)と出演が続いている。 また、サントリーホールのホールオペラ「ドン・カルロ」、ゲルギエフ指揮/読売日響でのベルリオーズ「レクイエム」、その他、「第九」や各種コンサートでソリストとして活躍する一方、NHK教育TV「愉快なコンサート」へのレギュラー出演やサッカー国際試合での国歌独唱など活動は多岐にわたり、クラシック界にとどまらず広く注目を集めている。最近では2012年オペラ「高野聖」(池辺晋一郎作曲)、2013年「天守物語」(水野修孝作曲)に出演。大きな注目を集めた。

(1101−1145、名は璋子)白河法皇の養女となり18歳で鳥羽院の第一夫人となり、 崇徳、後白河天皇の母。法金剛院を建立。史実では保元の乱の前に死去しているがこの楽劇では保元の乱で崇徳側につき美福門院と対立したことにし、劇的効果を高めた。 (台本より)
伊藤晴(ソプラノ)
武蔵野音楽大学大学院修了。日本オペラ振興会育成部第25期修了。 パリ地方音楽院修了。第九回藤沢オペラコンクール第2位。第82回日本音楽コンクール入選。日本オペラ連盟文化庁新人育成公演「修道女アンジェリカ」アンジェリカ、 武蔵野音楽大学本公演「コジ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージ、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ定期「フィガロの結婚」スザンナ、 みなとみらいホールオペラシリーズ プーランク「声」、文化庁次代を担う子供の文化芸術体験事業「魔笛」パミーナ、石黒晶作曲オペラ「みすゞ」(世界初演)金子みすゞ役ほか 「椿姫」「タイス」等多くのオペラに出演。サル・プレイエルでのパリ管弦楽団アカデミーコンサート、マントヴァ歌劇場でのヴェルディ・ガラコンサート他、 「メサイア」、「第九」、モーツァルト「レクイエム」、グノー「聖セシリア荘厳ミサ」、フォーレ「ペレアスとメリザンド」等コンサートソリストでも活躍する。 本年6月の藤原歌劇団創立80周年記念コンサートに出演予定、また11月には藤原歌劇団本公演に「ラ・ボエーム」ムゼッタ役でデビューが予定されている。
ひとこと
平安時代後期の貴族から武家政権へと移行する混乱の中で、運命に翻弄されるしかなかった待賢門院璋子。 その動乱の時代においても白河上皇、鳥羽天皇らの寵愛を受け、後の二人の天皇を含む多くの子宝に恵まれた、 璋子のたくましさと女性らしいしなやかさを演じられたらと思います。

(1117−1160、名は得子なりこ))鳥羽院の第二夫人として寵愛を受け近衛天皇体仁(なりひと)、 をもうける。体仁親王を2歳で天皇の位に就けるが16歳で早世、翌年、鳥羽院も死去。これらの死去を崇徳側の呪詛によるものとし深く怨み憎んだ。 鳥羽院崩御に際し違勅と称し鳥羽院の第四皇子雅仁を天皇の位に就けることで(後白河天皇)、崇徳の第一皇子重仁(しげひと)の皇位継承を阻み崇徳の 上皇継承をも同時に阻止した。これが1156年の保元の乱の原因となる。しかし、これは当時の政治体系、家督体系に問題があるので美福門院に罪をきせる のは当を得たものとは言えないだろう。それは、むしろ母親の盲目的な愛情であったと解釈すべきだろう。平安時代の華やかな王朝文化の陰には陰謀、 殺戮、憎しみ、怨みが多くあったことも分かる。 (台本より)
丹波先生の美福門院への公正な見方に先生のお人柄と深い教養を感じる。(大西)
飯田みち代(ソプラノ)
愛知県出身。京都大学教育学部教育心理学科卒業。声楽を故引田リエコ氏、M.ランティエリ氏、S.ギオーネ氏、C.スタニシェフ氏に師事。またトウッチ氏・ライモンディ氏・コラデッティ氏のマスターコース修了。1990年日本イタリア声楽コンコルソ金賞受賞以来、飯塚新人コンクール大賞、日伊声楽コンコルソ第2位受賞。朝日ABCコンサート優秀賞受賞。NHK新人オーディション合格。 平成17年度 愛知県芸術文化選奨 受賞。 『ヘンゼルとグレーテル』グレーテルでオペラデビュー。『椿姫』ヴィオレッタ『リゴレット』ジルダ、『ランメルモールのルチア』ルチア、『愛の妙薬』アディーナ、『セヴィリアの理髪師』ロジーナ、『こうもり』ロザリンデ、ヴォルフ=フェラーリ『スザンナの秘密』スザンナ、『ねじの回転』家庭教師、『ラ・ボエーム』ミミ、『夕鶴』つう、『魔笛』夜の女王、等で出演。02年二期会『椿姫』フローラで出演。 「第9」や「メサイア」、「天地創造」など交響曲、宗教曲などのソリストを務め、日本だけでなくイタリア、ドイツ、オーストリアにおいてもコンサートやリサイタルなどに出演。幅広く活躍している。2003年11月日生劇場・二期会共催公演『ルル』タイトルロールでの好演は魅惑のディーヴァへの期待に十二分に応えた。(『ルル』は2003年度 ミュージック・ペンクラブ賞受賞)、2004年7月 王子ホール委嘱作品ギリシャ劇「エレクトラ3部作」<アトレウス家の破壊と再生>のタイトルロール、2005年7月<弟オレステスの放浪と帰還>での活躍はセンセーションを放った。 2005年3月東京二期会オペラ公演『魔笛』夜の女王、2006年2月同公演『ラ・ボエーム』ムゼッタで出演し、何れも高い評価を得る。2008年7月、東京室内歌劇場『夜長姫と耳男』(坂口 安吾原作 間宮 芳生作曲)の夜長姫に出演し好評を博した。2010年3月、サントリー音楽財団創設40周年記念オペラ『パン屋大襲撃』(望月京作曲、村上春樹原作)ミヤでも好評を博した。 2010年5月、ラ・フォル・ジュルネ ショパンの宇宙(東京国際フォーラム)に出演。 2012年11月、日生劇場開場50周年記念特別公演『メデア』に主演する。ウィーン在住。 二期会会員

(1120−1156)左大臣として崇徳天皇を補佐し、関白の兄忠通が補佐する鳥羽院側と対立、 兄弟の家督の争いも保元の乱の一因となった。学問に秀で、性格も厳格で、知略も兄忠通をしのいだ。「保元物語」では合戦で流れ矢に当たり数日後 死んだ事になっているが、この楽劇では戦死したことにしている。 (台本より)
辻邦生「西行花伝」によると、蒼白い冷たい顔の 頼長は崇徳院と親しく、重仁親王こそが正当の後継と 見なしていた。頼長の豊かな学識に裏づけられた論議を反駁できる人物など宮廷中を探してもだれ一人見当たらない、と描写され、また 保元の乱の背景には、大荘園領主の立場に立つ関白忠通と群小領主の立場に立つ左大臣頼長の争いがあった、とも分析されている。
大久保光哉(ハイバリトン)
慶應義塾大学法学部卒業。東京芸術大学大学院博士課程修了。 文化庁オペラ研修所修了。 平成9年度文化庁派遣芸術家在外研修員としてスウェーデンへ留学。 札幌新人演奏会、日演連新人演奏会(札幌交響楽団、末廣誠指揮)、第7回世界オペラ歌唱コンクール「新しい声’97」アジア予選代表としてドイツ本選に出場。 『セヴィリアの理髪師』バルトロでオペラデビューした後、新国立劇場オープニング公演『TAKERU・建』稲置、新国立劇場・二期会共催公演『罪と罰』主、同『サロメ』、日生劇場開場40周年記念二期会共催オペラ『ルル』、シアター1010日米協同によるオペラ『じょうるり』(三木稔作曲)をはじめ、数々の公演に出演。近年では、06年新国立劇場小劇場『セルセ』、同公演こどものためのオペラ劇場『スペース・トゥーランドット』、07年新国立劇場『運命の力』、東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』かつら師、08年新国『夜明け(黒船)』、09年同『こうもり』ブリント、『ムツェンスク群のマクベス夫人』、『修禅寺物語』、10年『影のない女』など主要公演に出演。 コンサートでは、芸大定期ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」「ハ長調ミサ」、シューベルト「エリア」をはじめ、モーツァルト「レクイエム」「戴冠ミサ」、プッチーニ「グローリア・ミサ」、ベートーヴェン「第九」「ハ長調ミサ」、ベルリオーズ「ファウストの劫罰」ブランデル(ジャン・フルネ指揮 東京都交響楽団)などのソロを務めている。ほかに読売日本交響楽団ネッロ・サンティ指揮『椿姫』、ゲルト・アルブレヒト指揮『ヴォツェック』、NHK交響楽団準・メルクル指揮『ヴィーナスとアドニス』(ヘンツェ作曲)、東フィルオペラコンチェルタンテ『サロメ』『遥かなる響き』、東京国際フォーラム開館記念公演「日中オペラガラコンサート」、97年、99年東京でのソロリサイタル、また98年スウェーデン・レークサンド音楽祭では、スウェーデン歌曲を演奏し、好評を得た。99年文化庁主催による「明日を担う音楽家による特別演奏会」、NHK「FMリサイタル」に出演するほか北欧の声楽作品の研究発表を行っている。 04年5月にはサクソフォン 平野公崇作曲による新作 サクソフォン、ピアノ、バリトンとオーケストラのための「七つの絵 〜有元利夫に捧ぐ〜」に起用され、その模様は日本テレビ「深夜の音楽会」で放送された。 06年6月に井上道義指揮日本フィル横浜定期公演において、シベリウスプログラムのソリストに起用され、絶賛された。 役柄を的確に演じ分けることの出来る音楽性とテクニックを持つ期待のバリトンである。 二期会会員。 ホームページは http://www4.hp-ez.com/hp/sv-mitsuya/

(1097−1164)法性寺殿(ほっしょうじどの)とよばれる。崇徳院側の頼長の異母兄で鳥羽院側の 関白として弟と対立。この兄弟の父、藤原忠実(ただざね)は次男頼長を愛し家督を継がせたので兄弟争い、保元の乱の一因ともなる。頼長が養女多子 を9歳の近衛天皇の皇后(8歳)としたので、忠通もその養女呈子を中宮に入れる。この史実は当時の政治体系、家督相続を理解する一因となるだろう。 忠通は能書家として有名。 (台本より) 辻邦生「西行花伝」には、融通自在の人柄、管弦詩歌も巧、とある。
草刈伸明(バリトン)
桐朋学園大学音楽学部を経て、同大学研究科を修了。これまで佐藤桂子、木村俊光の両氏に師事。 第20回友愛ドイツ歌曲コンクール入選。日奥文化協会フレッシュコンサート2010年度奨励賞。2011年「仙台クラックフェスティバル」に出演。仙台市野草園でのコンサート等、地元仙台と東京を中心に数多くのコンサートに出演。 2012年に第42回ウィーン国際音楽セミナーに参加し、オスカー・ヒレブラント氏に師事。 ウィーン郊外にあるハイドンの生家で行われた演奏会に出演。 またセミナー内で行われたディヒラー・コンクールにおいて3位入賞。ウィーン市庁舎旧館で開催された入賞記念コンサートに出演。桐朋学園大学付属「子共のための音楽教室」非常勤講師。

滝沢博(バリトン)
愛知県立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業。同大学大学院音楽研究科声楽専攻修了。 声楽を石津憲一、西義一、河野克典の各氏に師事。 1994年オペラ「領事」でデビューを果たす。以後、モーツァルト3大オペラをは じめ邦人現代作品まで多数のオペラに出演し、国内外の演出家や演奏家と舞台を 踏み研鑽を積む。 また、歌曲のリサイタル、声楽曲ソリスト、各都市での「第九」「メサイア」他 声楽曲の合唱指揮者、市民音楽祭音楽監督を務める。 オペラ「フィガロの結婚」「魔笛」「コジ・ファン・トゥッテ」「ナクソス島の アリアドネ」「カルメン」「ヘンゼルとグレーテル」「ジャンニ・スキッキ」 「夕鶴」「じゅごんの子守唄」「不思議の国のアリス」他、「マタイ受難曲」 「ヨハネ受難曲」「ロ短調ミサ曲」「メサイア」「天地創造」「第九」等に出演。 滝沢音楽教室主宰。

近衛天皇(体仁(なりひと)親王の乳母である。乳母は後の天皇の育ての親になるので重要な立場。また 辻邦生「西行花伝」に次のような文章がある。「信西は帝の乳母紀伊二位を妻に迎えてから、急に宮廷のなかで権力を持つようになったのだ。」
城(杉浦)愛美(メゾソプラノ)
愛知県立芸術大学音楽学部音楽科声楽専攻卒業、また同大学大学院音楽研究科博士前期課程音楽専攻声楽領域修了。 オペレッタ『こうもり』ロザリンデ、オペラ『カルメン』カルメン、『魔笛』侍女3、『ホフマン物語』ジュリエッタ、『ヘンゼルとグレーテル』お母さん、音楽物語『ブレーメンの音楽隊』ロバ(倉知竜也氏作曲)、舞台神聖祝祭劇『パルジファル』花の乙女などを演じ、また宗教曲のソリストとして演奏会に出演。 これまでに声楽を大橋ゆり、近藤惠子の両氏に師事。


乳母U
本田美香(ソプラノ)
愛知県立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業。同大学大学院音楽研究科修士課程修了。 第11回大幸財団丹羽奨励生。 オペラ《ナクソス島のアリアドネ》エヒョー役でオペラデビュー後、 愛知県文化振興事業団主催『第2回あいちの未来を紡ぐ!コンサート』、2010年 ブダペストにて 「日本・ハンガリー 友好音楽祭」、名古屋市文化振興事業団主催『クリスマスロマンチックコンサート』、など各種コンサートにソリストとして出演。 また、J.S.バッハのカンタータやモーツァルト「レクイエム」など、宗教曲のソリストも務める。 現在、大下久深子氏に師事。 J.S.Bach-Musikkapelle会員。

台本ではもちろん崇徳院側の武士となっている。
のちに死罪、流罪にされた源為義、源為朝、平時広などがいる。
源為義の子孫の方は今も9月21日の崇徳さんのご命日の祭典には白峯神宮にお酒を献上されている。
これは驚きだった。
迎 肇聡(バリトン
大阪音楽大学音楽学部声楽専攻卒業。同大学院オペラ研究室修了。第54回全日本学生音楽コンクール大阪大会第1位。 これまでに、オペラでは各地における「フィガロの結婚」フィガロ、伯爵、「セヴィリアの理髪師」フィガロ、「魔笛」パパゲーノ、 「ドンジョヴァンニ」ドンジョヴァンニ、「コジ・ファン・トゥッテ」グリエルモ、「カルメン」エスカミーリョ、 「こうもり」ファルケ、「トゥーランドット」ピン、「ボエーム」マルチェッロ、「ドンパスクアーレ」マラテスタ、 「愛の妙薬」ベルコーレ、「道化師」トニオ、「魔弾の射手」カスパール、「ウィンザーの陽気な女房」「ファヴォリータ」 「ヘンゼルとグレーテル」「森は生きている」「チェネレントラ」「ポッペアの戴冠」「イメネーオ」「泣いた赤鬼」等に出演し好評を得ている。 また、宗教曲ではベートヴェン「第九」、ヘンデル「メサイア」等のソリストをつとめる。びわ湖ホール声楽アンサンブル専属歌手。

山本康寛(テノール)
京都市立芸術大学声楽専攻卒業、同大学院修了。 平成24年度平和堂財団芸術奨励賞受賞、第32回飯塚新人音楽コンクール第1位、第25回宝塚ベガ音楽コンクール第2位。 ミサ曲、第九、オルフのカルミナブラーナ等の各ソリスト、またバッハのエヴァンゲリストを務める。 オペラでは、「魔笛」タミーノ、モノスタトス 、青島広志「黒蜥蜴」雨宮潤一、パーセル「ディドとエネアス」 魔女・水夫、マスカーニ「友人フリッツ」タイトルロールを演じる。これまでに安藤恭子、北村敏則各氏に師事。 現在、びわ湖ホール声楽アンサンブルメンバーとして活動中。





田中松緑
多度雅楽会 館主。昭和42年、三重県桑名市多度町生まれ在住、 北海道大学卒業。
昭和56年から現在まで、地元の多度大社などで雅楽演奏を続ける。宮内庁楽師等から指導を受けて、平成12年、 多度雅楽会を設立。三重県桑名市と東京都江東区にて若手楽人の指導育成にあたる。 毎年春秋に、国名勝「六華苑」庭園を舞台として本格舞楽会を主催する。
文化芸術による創造のまち文化庁事業の実行委員長(平成19‐20年)。地域伝統文化功労者表彰(平成25年度)。


三宅近成
昭和60年生。父、三宅右近に師事。祖父は人間国宝・故九世三宅藤九郎。
3歳で初舞台「柑子俵」に出演。 平成16年「三番叟」、平成19年「釣狐」、平成24年「金岡」を披く。 能楽協会会員。                               



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記者発表
                              














         丹波明先生 「私はメシアンから作曲は教えてもらいませんでした。彼から学んだのはただ一つ、
                   作曲家としての姿勢です。しかしそれが全てですが。」

         崇徳役・大野徹也さん 「丹波先生の今回の曲を読んでみて一番強く感じていますのは
                         歌うのではなく、語るということです。」












                    


練習風景

 名古屋のソリストと









 
 東京のソリストと



















  アンサンブル稽古








                                   

                                                              













 指揮者と副指揮者














                      




 実行委員会、チケット・予算の打ち合せ、チラシの作成









 


                      














 演出、音響、舞台の打ち合せ      











                                 












  指揮者との打ち合せ                                    副指揮者と 
    












 合唱指揮者と                 コレペティートルと              挿絵家と 
   
     
   












 ラジオ深夜便                  
   








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